カテゴリ:ミュージアム邂逅の記



出会い その5 ~学芸員の学び~
~学芸員の学び~  博物館の学芸員も、他のビジネスマンの方々と同様に、専門分野の研究や業務知識を深めたり、 ヒューマン・ネットワークを広げる為の様々な会にも参加します。 今日は、そんな経験をとどめておきましょう。  教育普及業務を担当していた頃の話です。  私の在籍していた施設の展示業務では、年間を通した展示計画の作成と共に、学芸員自らが展示デザインや設計等も行なっていました。

出会い その4 ~学芸員の喜び~
~学芸員の喜び~  思えば就職後約20年、家庭の事情で退職するまでの学芸員としての活動は、私に色々な出会いを演出してくれました。  先輩や同僚、後輩達との熱情を込めた議論の応酬、ミュージアム活動への思いや博物館事業へのこだわり、科学館の将来展望にまつわる思いの数々や、館内のメンテナンスに関わってもらっている色々な業者の方々との共同作業や、来館者の方々とのワークショップなどでの様々な交流・・・。  そんな中でも印象に残っている人も多数居られますが、今も強烈に残っている来館者の言葉があります。

出会い その3 ~学芸員という職業~
~学芸員という職業~  またまたブログの記入が滞ってしまいました。 仕事以外の活動や特設コーナーへの記入等ですっかりご無沙汰でした。  前回は、クラブ活動の事を書きましたが、今回は、博物館を就職先に選んだ理由を書こうと思います。  当時、日本ユネスコ協会連盟が発行していたユネスコ新聞に「博物館技術者のためのパイロットセンターの建設」という記事が掲載された事がありました。  ユネスコ活動に携わりたいという希望を持っていた私としては、博物館の仕事をする事が、遠からずユネスコ活動に繋がるかもしれないと言う自分なりの未来図が、この時に漠然と出来上がったようです。

出会い その2 ~ユネスコクラブの活動~
~ユネスコクラブの活動~  私と二歳違いの兄と同じ高校に入学後、兄の友人がユネスコクラブの部長をしていた関係から「入部してくれないか」という誘いを受け、ひょんな事から入部することになりました。  ユネスコクラブというのは、国連のユネスコ(UNESCO/国際連合教育科学文化機関)に対して、民間でユネスコ活動をしている高校生によって組織された文化クラブの事です。  具体的には、教育・科学・文化の分野での諸国民間の協力を促進し、世界の平和に貢献しようとするユネスコの理念を、学生のクラブ活動として学び、且つ、その理念を体現してゆこうとする全国的な学生の活動組織の一つになります。

出会い その1 ~社会科見学の楽しさを通して~
 ブログ、3回目。  何故、ミュージアムと関わる事になったのか。 ミュージアムに興味を持ったのはいつ頃からなのか。 今日は、そんな事を書いてみましょう。  ブログをお読みいただく皆さんもご経験がおありだとは思いますが、私が、小学校の3・4年生の頃、社会科見学で工場見学というのがありました。 ・・・ある飲料メーカーの工場での出来事・・・。

テーマはミュージアム、人と出来事に、、、
 ホームページの記事書き込みに追われ、 最初のブログ書き込みから随分時間が経ってしまい、 書き込みがおろそかになってしまいました。  さて、ブログ2回目です。 まずは当然の事として、ミュージアムに関する事。  ただ、色々なミュージアムを紹介するといった「探訪記」ではなく、学芸員として経験し、ミュージアム活動を通して得た私なりのミュージアム観や、これからのミュージアムの方向性、それから、広く文化や教育、あるいは社会の動きなどについての感想などを書こう。そして、これまでに出会った人々や出来事も書いておきたい・・・。