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Action No.4
松井画伯の渡仏50周年記念絵画の制作 2,15m×10,00m:1点
平成29年(西暦2017年)は、松井画伯が、画家の道を志してフランスからの国費留学生としてフランスに渡って満50年を迎えます。
昨年の夏、仏・コルシカ島のアトリエにいた松井画伯から、キュレター(桝井)の自宅に電話があり、直前に開催されていた仏・ルルドでの展覧会の話題で盛り上がっていた折に、渡仏50周年が近づいていると言う話になり、キュレターの方から記念の作品を描いてはどうかと言う意見が出されました。
満50年という節目の時でもあり、松井画伯自身も心の片隅では考えていた事に気付き、この機会に記念作を描こうと言う事が決まりましたが、そのモチーフをどうするのか、と言う事が決まっていませんでした。
今回、京都大原・宝泉院の「日新庵」の襖絵を描くという事がキッカケとなり、既視感(デジャビュー)のように目の前に現れた「五葉松」に感銘を受け、大原地区での思いを50周年の締めくくりに出来るという感触から、記念作品のテーマも「松」をモチーフとして描く事になりました。
昨年夏のキュレターとの会話では、これまでの50年間に訪れた国や地域、フランス・パリやコルシカ、アラブ首長国連邦ほかのヨーロッパ各国、日本各地など、そこで出会った人々との思い出などをテーマとして50年間を集約する作品に、というコンセプトが生まれていましたので、「松」のモチーフをどのように画布に描かれるのか、興味が尽きません。
縦 2.15m、横 10mの作品となる予定で、フランス・コルシカ島のアトリエと、長崎県・五島の久賀島のアトリエで描きつつ、最後を、大原・宝泉院の「日新庵」室内で仕上げるという意向です。
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