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1、Facebookのプロフィール画像を変更しました。

   図録の表紙裏に描かれた私のスケッチ
   図録の表紙裏に描かれた私のスケッチ

プロフィール画像を変更しました。

 

 この画像は、昨年の7月に松井守男画伯の展覧会最終日に行き、購入した図録の表紙裏に描いていただいた私の顔のスケッチです。

 

松井さんとの交遊は、今年の6月で丸29年。

 

 この間、我が国の美術界や業界、各種メディアからの評価・対応、不条理な現状、松井さんの活動など、様々な出来事を間近に見聞きする機会を得てきました。

これらの事は、近いうちにブログとして書き留めておこうと準備中です。

 

 この長崎県美術館での展覧会は、最近作を中心にして、これまでの回顧的な性格も含んだ内容になっていました。

松井さんご本人に確認した上でですが、ある作品に対する私の仮説が正しいとすれば、彼の芸術は、これまでの抽象画の範疇を超え、現在以上に世界の注目を浴びる事になるでしょう。

 

 そうでなくても、既に国連のユネスコ本部で展覧会が催され、一部の作品がユネスコ本部の永久コレクションになっていたり、公式なグリーティング・カードに収蔵された作品が使われ、世界各国の元首や大統領、議長と言った要人の方々に郵送されており、既に広く世界に知られた洋画家でもあります。

 

 この間にフランス政府は、2000年に芸術文化勲章を、2003年にはレジオン・ドヌール勲章を彼に授与すると共に、フランスの公式画家として、2005年の愛知万博や2008年のスペイン・サラゴサ万博と、二度にわたって彼の作品が展示され、「フランスの至宝」とも呼ばれています。

 

 その事を証明する様に、松井さんが鬼籍に入った時には、多くの巨匠達と同様に、ルーブル美術館に収蔵される事がすでに決定されています。

まさしく、松井さんは、フランスという芸術大国の文化戦略に組み込まれていると言っても過言ではないでしょう。

 

 以前、松井さんがフランスへの帰化を要請されているという事を聞いた覚えがあります。

単に芸術家としての存在だけではなく、日仏文化芸術交流にも貢献されており、もし、フランスに帰化されるという事になれば、同じ様にフランスで活躍し、レオナール・フジタと呼ばれ、失意のうちにフランスに帰化した日本人洋画家・藤田嗣治画伯と同じ轍を踏む事になると共に、我が国は、将来にわたる文化・芸術に於ける偉大なコンテンツを失う事にもなります。

 

 私は、我が国の文化・芸術に新しい風を吹き込み、その厚みを増してくれるであろう松井守男画伯を、「第二のレオナール・フジタ」にしてはならないと考えています。

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